脱毛するときになぜ自分で剃っていかないとダメ?
きれいに剃る方法は?
気をつけるポイントは?
脱毛サロンに行く前にこんな注意事項の連絡があると思います。
「脱毛を希望する部位の体毛を剃ってきてください」
ですが、剃ったことがない場合はなかなか難しいと思います。
資格を取得後、脱毛サロンを運営。日々変わる情報をアップデートしながら研究しています。
今回は「脱毛前のムダ毛の処理方法」をお伝えします。
※3分ほどで読み終わります。
なぜ剃毛 する必要があるのか?
光脱毛、レーザー脱毛では黒い体毛に反応する光線を毛根に照射していきます。
脱毛直後、体毛はすぐに抜けません。1~2週間すると、毛根のタンパク質に変化が起こり、スルッと抜けます。この不思議な感覚をぜひ体験してみてください。
火傷のリスクが高まってしまう
体毛が長いまま脱毛を行うと火傷のリスクが一気に高まります。というのも、照射をするときには照射面を肌に押しつけます。
このとき体毛が長いと照射面の下敷きになってしまいます。
この状態で光線が照射されると、黒い体毛を伝わって肌にダメージを与えてしまいます。
効果が弱まってしまう
しっかりムダ毛が剃れていれば光線のエネルギーが毛根に集中します。ですが、体毛が長いと毛根に到達する前にエネルギーがなくなってしまうことがあり、効果が薄れてしまいます。
これらのリスクを回避するためにも剃り残しがないようにこだわっていきましょう。
慣れてくるとかんたんに処理できるようになります。
用意するもの
① T字カミソリ
② 電気シェーバー
③ はさみ
④ 手鏡(大き目)
T字カミソリに関しては注意事項があります。ジェル内臓や電動式、5枚刃のものを使うのがおススメです。シンプルな1枚刃や2枚刃のT字カミソリはかんたんに肌が傷ついてしまいますのでおススメできません。
2,500円ほど。
また体毛を処理する場合は、2方向に動かすことができるボディ用も登場しています。
1,200円ほど。
はさみは通常のもので問題ないですが、体毛処理用に1本用意しておくほうが衛生的です。
鏡に関してはOラインの処理や背面で必要になります。手鏡も大きめのものを用意しましょう。
はさみも手鏡も100円ショップで十分です。
電気シェーバー
8,000円ほど。男性が剃毛処理をする場合、このボディグルーマーを使うのが主流です。歯が大きいためスピーディーに処理できます。そして、剛毛や体毛が密集している部位でもスムーズに処理することができます。
2,000円ほど。女性用のスマートな形のシェーバーです。このシェーバーを使う場合は、はさみで先に処理をすると歯に体毛がつまるといったトラブルを避けることができます。細かい部位に使えます。
眉毛や鼻毛を含め、オールマイティーに使えますが、歯の面積がせまいので体毛を処理する場合は少し時間がかかってしまいます。
注意事項
剃る前に押さえておいた方が良い5つのポイントです。
慣れるまでは2日前から準備する
前日に処理をしようとすると慣れていない場合はかなり時間がかかってしまいます。そのため、処理は2日前に行い、剃り残しがあれば前日に行いましょう。
しっかり剃る
2mmを超えると剃り残しになります。

確実に1mm未満になるようにしっかり剃りましょう。
ガッツリ深剃りすると肌を傷つけてしまいます。しっかりそるのですが、シェーバーはあくまで優しく、軽くなぞるように当てていきます。
そして、うぶ毛も忘れずに剃るようにしましょう。うぶ毛にも光線が反応するので、痛みにつながってしまいます。
デザイン脱毛をしたい場合
ヒゲやVラインなど残したい部分がある人は、その部分を生やしたまま脱毛することもできます。

ですが、全部そってしまうのがオススメです。
Vラインに体毛が残っていると、残っている体毛が邪魔になってしまい照射できないこともあります。自分にとってもスタッフさんにも残念な結果になってしまうので、全部そるのがオススメです。
どうしても残したい場合は、希望するラインより1cmほど内側まで剃ります。すると体毛が邪魔にならないので、スムーズに照射することができます。
届かない場所はサロンで
背面など手が届かない部位は脱毛サロンで処理してくれます。ただし、サロンで処理する場合、
剃り残しがあまりに多い場合は断られる場合があります。注意してください。
お風呂場で剃るべし
お風呂場で体毛を剃るのが一番楽だと思います。特に入浴後は肌が柔らかくになっているのでおススメです。
肌が柔軟になっているため、刃を当てても傷つきにくくなります。
身体を洗い、清潔にした後、入浴。その後、体毛の処理を行いましょう。
ヒゲは普段どおり電気シェーバーで大丈夫です。
肌をいたわりながら剃る方法

電気シェーバーで剃るほうが肌にいいですが、T字カミソリの方が楽に剃れます。
(小型シェーバーの場合)長い毛をハサミでカットする
長い毛をいきなり小型の電気シェーバーで剃ろうとすると体毛が絡まってしまいます。大型シェーバーの場合もハサミで先に切っておくと処理が楽になります。
はさみで短くしてから、剃っていきましょう。
時間をかけてゆっくり剃る
慣れていないと剃るのに時間がかかります。根気よく剃っていきましょう。
電気シェーバーはT字カミソリに比べると圧倒的に肌への負担が少ないのが特徴です。
毛の流れに剃る ➔ 毛の流れに逆らって剃る
毛の流れに合わせると肌に優しいです。刃を肌にあてる時も、とにかく優しく!がポイントです。フェザータッチでなぞるように剃っていきます。
剃り残しがある場合、毛の流れに逆らって剃ります。ただし肌が傷つきやすくなるので手早くやりましょう。
T字カミソリを使う場合は肌に負担がかかるので、シェービングジェル・シェービングクリーム、もしくは乳液を塗りましょう。
細かい凹凸がある場合はカミソリを押し付けない
細かい凹凸がある場合は、丁寧に剃っていきましょう。
カミソリで無理やり剃ろうとすると、横に滑ってしまい流血してしまいます。こうした凹凸とボディ用電気シェーバーはとても相性がよく、キレイに剃ることができます。
違う光でチェック
剃り終わったと思ったら、いろんな角度からチェックしましょう。お風呂場の光は柔らかい照明が多いため、蛍光灯の下にくると剃れていなかった、ということがよくあります。
一度違う照明でチェックし、再度剃毛していきます。
クールダウン・保湿
できれば、剃り終わった後は冷たいタオルでクールダウンを行いましょう。肌のダメージを回復することができます。
その後、保湿を行います。
シェービングでは目に見えない細かい傷がたくさんついているため、保湿をすることで肌を回復させましょう。水分量が多いと、脱毛の効果も高まるため、当日までは保湿ケアを重点的に行ってください。
最終チェック
身体を乾かしてみると、剃れてない箇所が見つかることがあります。とはいえ、再度お風呂に入るのは面倒だと思います。
ですので、2日前からの処理をオススメします。剃り残しがあっても前日に剃ることが可能です。
上手く剃るポイント
ここからはワンポイントアドバイスです。これを知っていると上手にそれると思います。
肌を伸ばしながら剃る
剃り残しを無くすためには、肌をひっぱりながら剃りましょう。
わきやビキニラインなどは、肌をひっぱった方が剃りやすいです。
Vラインの処理
Vラインをすべて剃れるなら全部処理します。全部剃ると照射漏れがなくなります。
もし全部剃ることに抵抗がある場合、竿の部分に陰毛がかからないよう根本の部分をしっかり剃ります。下の画像の赤い部分は必ず剃るようにし、陰毛が長く竿にかかってしまう場合は短くします。
毛量を少なくしたい場合
毛量を抑えたい場合は、初回は全剃りします。全体に数回あてると毛量が抑えることが可能です。
脱毛の初回では毛量や毛質の確認を行う場合が多いです。そのときでもしっかり剃っていきましょう。毛穴をみれば毛量や毛質が問題なくわかりますので安心してください。
剃毛動画
ここからは剃毛の方法を動画で紹介します。
こだわって剃っていきましょう。
メンズ脱毛
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以上「脱毛部位の剃り方」でした。
どうもありがとうございました。
エステサロンでの光脱毛をはじめたい男性に向けた記事です。脱毛のメリットやメカニズム、脱毛サロンでの疑問を紹介しています。