・男性向けのボディ用カミソリとは
・どんな男性が体毛の処理をしているのか
・すね毛処理の方法
暑い夏、腕や脚をさらけ出す機会が増えると気になるのが体毛。特にすね毛は、短パンや水着を着るときなど「見た目」の印象に大きく影響します。理想は「清潔感」や「きちんと手入れされた肌」。
今回は、「ボディ用シェーバー・T字カミソリの活用方法と、安全に・キレイに処理するための注意点」をご紹介します。
資格を取得後、脱毛サロンを運営。日々変わる情報をアップデートしながら研究しています
※ 3分ほどで読み終わります。
なぜボディ用T字カミソリが注目されているのか
近年、短パンやハーフパンツを日常的に楽しむ男性が増え、40代以上の大人世代が履いても自然な時代になりました。その一方で、目立つ体毛が清潔感を損なうケースも少なくありません。見た目の印象を整えるうえで、ムダ毛処理は今や大人のエチケットの一つです。
特に、すね毛の濃さに悩む男性は多く、短パンと濃い体毛の相性は悪いです。全部を剃らないまでも、軽く整えるだけで印象は大きく変わります。
シック・ジャパン株式会社が行った意識調査でも、
「短パンを履くならムダ毛処理は必要」
という結果が示されました。せっかくおしゃれな短パンを履いても、ムダ毛が目立てば台無しです。
さらに、筋トレ愛好者やボディコンテスト出場者など、ボディを見せる機会が多い層からも支持を集めています。体毛を整えることで筋肉のラインが際立ち、ボディメイクの仕上がりが一段と引き立つためです。
このような背景から、ボディ用T字カミソリは注目され、男性の身だしなみアイテムとして定番化しつつあります。
男性ボディ用T字カミソリ登場
カミソリ製造メーカー Schick(シック) から、「フィジカー マルチ ボディ シェーバー(刃付き+替刃1コ)」 が登場しました。
本体に刃が1つ取り付けられていて、替刃がさらに1コ付属しています。価格は1,600円前後で、コスパも良好です。
見た目は一般的なT字カミソリに近いですが、ボディ用として肌当たりのやさしいガードが付いています。背中・胸・腕・脚などの広い範囲をスムーズに剃れるよう、刃の設計と角度が工夫されています。
・ボディ用5枚刃を搭載し、肌に優しいガード構造で肌を保護しつつしっかり剃れる
・電動トリマー機能付きで、長めの毛を整えたり、剃る前の下処理が可能
・4段階の長さ調節アタッチメントを付属し、毛の長さをある程度残したい部分や整えたいデザインにも対応できる
・肌に直接刃が触れない設計。ガード付きなので肌へのダメージが減少
・モイスチャージェル(ヒアルロン酸配合)など保湿成分を含んだ剃り心地を高める機能があり、乾燥やヒリヒリしやすい肌にも配慮
・防水加工のため、浴室で使いやすい。シェービング剤をさらに使ったり、濡れた状態でのケアも可能
筋トレ好きに大好評
筋トレやフィットネスを楽しむ男性の間では、ムダ毛処理は今やスタンダードな習慣となっています。ベストボディ・ジャパンやボディビル大会に出場する選手たちは、体毛を処理して筋肉のカットを際立たせることを重視しています。
ムダ毛が残っていると、せっかく鍛えた筋肉のラインがぼやけてしまうためです。このシェーバーは、筋トレ男子やボディメイクをしている人たちからも支持を集めており、ジム通いやボディコンテスト準備の「定番アイテム」として注目されています。
脱毛の準備でも大活躍
レーザー脱毛やエステサロンでの脱毛では、施術前に体毛を剃っておくことが必須です。剃り残しがあるとお店で指摘されることも多く、脱毛の効果や施術のスムーズさに影響します。
脱毛前の体毛の自己処理の方法です。最初のうちは時間がかかってしまうと思いますが、自己処理ができていないと光脱毛やレーザー脱毛を受けられなくなることもあるので、剃り残しがないよう注意しましょう。
T字カミソリは、肌に密着しやすいため深く剃れることがメリットです。剃っている箇所が見えやすいので、剃り残しが少なくなることも期待できます。ですが、背中など見えづらい部分の処理はどうしても難しく、何度も剃る必要が出てきてしまいます。何度も刃を肌に当てると、それだけ肌への負担が増します。
先ほどの、Schick フィジカー マルチ ボディ シェーバーは、剃り残しを防ぎながら、肌への刺激を抑える工夫がされています。
すね毛処理の方法
ここからは、足(特にすね毛)のムダ毛を整える具体的な方法をご紹介します。全体をツルツルに剃る方法と、ナチュラルに少し残す(整える)方法の2パターンです。
・Schick マルチボディシェーバー:電動スキカミソリ機能+5枚刃カミソリ
・ハサミ:毛が長い場合の事前カットに使用(必要に応じて)
全部なくす方法(ツルツルに仕上げたいとき)
1-A:毛をカットする(必要ない場合は、1-Bへ)
すね毛が長い・毛量が多い場合は、まずハサミでざっとカットします。長い毛がそのままだとシェーバーの刃に絡まりやすいためです。
1-B:電動スキカミソリ機能を使う
マルチボディシェーバー本体の電動スキカミソリ(アタッチメント付き)で毛を短く整えます。最初は長めのアタッチメントを使い、徐々に短く調整すると肌への刺激を抑えられます。
2:5枚刃カミソリで剃る
肌を湿らせた状態で5枚刃カミソリ部分を使って剃ります。ジェルやシェービング剤など必要ありませんが、肌をいたわる場合は追加でジェルをつけてください。滑りがよくなり、肌への摩擦を軽くできます。
350円ほど。
3:アフターケア
剃りあげた後は清潔な水で洗い、潤い成分入りのローションやクリームで保湿します。肌への刺激を最小限にするためにも、しっかりケアすることが重要です。
1,500円ほど。どのような肌の人にも使えます。
ナチュラルに残す方法(少し整えて自然な印象にしたいとき)
1-A:毛をカットする(必要ない場合は、1-Bへ)
すね毛が長い・毛量が多い場合は、まずハサミでざっとカットします。長い毛がそのままだとシェーバーの刃に絡まりやすいためです。
1-B:電動スキカミソリですく
マルチボディシェーバーの電動スキカミソリ機能を使って長めのアタッチメントで整えます。毛の長さを残しつつ軽くすくことで、自然な見た目になります。
2:不要な部分だけをカミソリで剃る
毛が不均一に見える箇所や輪郭をはっきりさせたい部分だけ、5枚刃で丁寧に剃ります。肌を引っ張りすぎないように注意しましょう。摩擦を減らすため、シェービングジェルを使うと効果的です。
3:仕上げと保湿
整えた後は、しっかり洗ってから、保湿を行います。肌が乾燥している部分は特に念入りに行います。また、刺激を感じたら頻度を控えましょう。
本格的にボディグルーマーが必要な場合は下記がオススメです。
7,000円ほど。
男性が剃毛処理をする場合、このタイプのようなボディグルーマーが主流です。
グラデーションをつける方法(ナチュラルさを求める場合)
1:濃さに段階を付ける
すね(ふくらはぎより下)は比較的濃く残し、膝上や太ももにかけて徐々に薄く。濃さの落差を少しずつ作ることで自然な仕上がりに。
2:全体を整えてから部分ごとに調整
まず電気シェーバーで全体を6mmあたりで整え、その後膝や太ももをもう少し短く設定して剃る。部分ごとの長さ調整でメリハリを出します。
3:ムラを見逃さないように鏡や手触りで確認
背面や太ももの内側など、自分では見にくいところは手で触れてみる、複数角度の鏡で確認するなどして、滑らかなグラデーションを保てるようにします。
メンズ脱毛
男性のムダ毛は濃く、しぶといため男性専門のクリニックやサロンがオススメです。「光脱毛は効果ない」というのはひと昔前の話。光脱毛も機械が進化し、脱毛効果を実感できることが多いです。
クリニック・サロンには無料カウンセリングがあり、初回の施術料金はとてもお得です。
肌トラブルの改善にも役立つ、男性専門サロン「メンズクリア」
どこにも通わず自宅でやりたい男性向けの「トリア(48,000円ほど)」もオススメです。
短パンのため、脱毛のため、ボディ用T字カミソリの活用法についてでした。どうもありがとうございました。
エステサロンでの光脱毛をはじめたい男性に向けた記事です。脱毛のメリットやメカニズム、脱毛サロンでの疑問を紹介しています。