トリアはなぜ男性にオススメ?
医療資格のいるレーザー脱毛がなぜ自宅でできる?
使い方のコツは?
手軽に、自分の好きなように使える「家庭用脱毛器」。
家庭用脱毛器は、安いもので5,000円、高いもので10万円以上と幅があります。
自分ひとりで誰にも見られないので、男性人気がとても高いです。
男性の場合、パワーの強い機械を選ぶ必要があります。
資格を取得後、脱毛サロンを運営。日々変わる情報をアップデートしながら研究しています
今回は、脱毛器最強と言われる「トリア」についてです。
※5分ほどで読み終わります。
「トリア」
家庭用レーザー脱毛器「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」を実際に使っています。
今回書くにあたり気になる点があったので、お店の人にいろいろ聞きました。
その回答は最後に載せています。
トリアは唯一の家庭用レーザー脱毛器
実は、一般販売されている家庭用のレーザー脱毛器は「トリア」しかありません。
これは「トリア」がレーザー脱毛器の特許をほぼ独占しているためです。
・効果重視
・コスパ重視
・照射する部位が少なめ
・痛みに強い
レーザー脱毛は医療行為?
通常、レーザー脱毛は医師のいるクリニックでしか認められていません。
ですが、これは営利目的の使用に関してです。
自分だけのために使う場合は問題なく使用することができます。
「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」
48,000円(税込)です。
脱毛器と充電器、そして説明書が入っています。
大きさは500mlのペットボトルほどで、重さも500mlのペットボトルほどあります。
少しズッシリしています。
性能
トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X | |
価格 | 48,000円 |
最大照射可能回数 | 50万発 1回の充電で1000発ほど (照射レベルによる) 500回充電可能 |
照射面の大きさ | 直径1cm |
照射パワー | 22ジュール |
交換方法 | 本体ごと交換 |
保証 | 30日以内返金保証 2年間 |
注意点 | IOラインは非推奨 |
トリアは最大で22J(ジュール)のパワーがあります。
トリアは家庭用脱毛器の中で圧倒的なパワーを持つので、コスパの良さがわかると思います。
「ヒゲ」ならトリア
「トリア」はダイオードレーザーを使っています。
ダイオードレーザーは、医療クリニックで行うレーザー脱毛でも使用されています。
体毛に含まれるメラニン(黒い色素)にレーザー光線が吸収されやすい特徴を持っています。
ダイオードレーザーはヒゲ脱毛との相性が抜群で、多くの男性が効果を実感しています。
体毛
トリア以外の家庭用光脱毛器の場合、体毛への効果は感じやすいです。
ただ、ヒゲ脱毛の効果を感じづらい人も一定数います。
これは機械との相性です。
とはいえ、トリアで体毛を脱毛する場合、照射面積が小さいため時間がかなりかかります。
そういう場合、照射面の広い「ケノン」がオススメです。
69,800円と高価格の家庭用脱毛器ケノン。男性にもオススメの理由と効果がある人、そして使い方の注意点をご紹介します。
プレシジョン
ちなみにトリアはプレシジョン(36,000円:税込)という小型版があります。
もしヒゲ脱毛だけを希望する場合、「プレシジョン」もオススメです。
トリア4X | プレシジョン | |
大きさ | 23cm | 17cm |
重さ | 約584g | 約200g |
連続照射時間 | 約30分 | 約15分 |
価格 | 48,000円 | 36,000円 |
ディスプレイ(画面) | 有 | 無 |
出力 | 最大22ジュール | 最大20ジュール |
照射レベル | 5段階 | 3段階 |
プレシジョンは、連続照射には向いていないですが、コンパクトで扱いやすく、出力・照射面に大きな差はありません。
使い方がとにかくかんたん
僕はいろいろ家庭用脱毛器を試したましたが、トリアの使いやすさは圧倒的です。
まず照射パワーのレベルを1~5で設定します。
あとは照射面を肌にあてるだけです。
肌に照射面が密着すると、勝手にレーザー光線が照射されます。
照射するときにボタンを押す必要もありません。
また、コードレスのため扱いやすいです。
照射をしていると冷却ファンが回り出します。
少しうるさいですが僕はまったく気になりませんでした。
照射回数
照射できる回数は、レベルによって異なります。
レベルが上がるほど1回の充電で照射できる回数が少なくなります。
1回の充電で800回~1,000回ほど照射できると思います。
無茶に使いがち
トリアは出力の高いレーザー脱毛器のため使い方に注意が必要です。
トリアは人気が高いためブログやyoutubeなどで商品レビューや体験談がたくさんあります。
見ていると、無茶な使い方をしている男性が多いです。
ニキビのように赤くポツポツなる毛嚢炎、ヤケドなど、肌トラブルを起こしている人がいました。
すごく手軽に脱毛できるので忘れがちですが、レーザー脱毛は医療機関でしか許されていません。
肌のケアをしないと必ずダメージが残ります。
「肌にダメージを与えている意識」がないと危険だと思います。
使い方のコツ
トリアの使い方はかんたんですが、コツをわかっているとさらに効果が高まります。
注意点とともに、使い方のコツを紹介します。
・しっかり剃る
・照射前の保湿
・照射前に除菌
・痛みがある場合は氷で冷やす
・レベルは弱めから
・ペースを守る(毎日はダメ)
・何度も照射しない
・硬毛化(体毛が濃く太くなる)に注意
・継続する
・日焼けに注意
・照射後の保湿
剃毛
脱毛前には必ずヒゲ剃り、体毛処理が必要です。
できれば脱毛当日ではなく前日にしっかり剃る方がオススメです。
剃るときは肌に優しく刃を当てましょう。
しっかり剃ったと思っていても剃り残しは必ず出てきます。
「ま、いいや」ではなく、必ずしっかり剃りましょう。
体毛が皮膚表面に出ているとヤケドのリスクが高まります。
もし長い毛が残ったまま照射してしまうと、皮膚に倒れている体毛を通して周辺の肌がヤケドしてしまいます。
また、体毛が長く残っているとレーザー光線がうまく毛根まで伝わらないということも起こります。
2mmほどまでは大丈夫といわれていますが、せめて1mmほどまでは剃りましょう。
剃り残しには刃が直接肌にあたりにくいボディシェーバーを使いましょう。
4,000円ほど。
防水加工かつ細かく処理できるのでオススメです。
ボディ用カミソリはこちら。
値段は650円ほどでお得です。
ただ、カミソリで肌は傷ついてしまいます。そこに強力なレーザー光線を照射すると肌へのダメージが強くなってしまいます。
前日に剃毛した場合、夜寝ている間に肌の傷がかなり回復します。
そのため前日の夜にしっかり剃ることをオススメします。
とくに最初は2日前にしっかり剃り、前日に完璧に剃ることをオススメします。
脱毛前の体毛の自己処理の方法です。最初のうちは時間がかかってしまうと思いますが、自己処理ができていないと光脱毛やレーザー脱毛を受けられなくなることもあるので、剃り残しがないよう注意しましょう。
保湿
脱毛前日からしっかり保湿することも重要です。
レーザー脱毛では肌内部の水分量で脱毛効果が変わります。
レーザー脱毛の光線は光エネルギーです。この光エネルギーは肌内部の水分を通り体毛に到達します。
肌の水分量が多いと脱毛効果が高まります。
400mlで、1,000円ほどです。
こちらはコスパが良いのでオススメです。
オススメの保湿は長くなるのでこちらからどうぞ。
薬用のメディカルクリーム、ワセリン、ニュートロジーナの商品をご紹介します。どの商品もそこまでベタベタせず保湿力が高いのが特徴です。
ただし照射直前に保湿クリームを塗ってしまうと、光線の浸透を妨げてしまうことがあります。
その際はジェル状のものか、化粧水を塗っていきましょう。
2,000円ほど。
次亜塩素酸スプレーで除菌
脱毛をする前は肌が清潔なほど毛嚢炎(ニキビのような症状)が少なくなります。
脱毛前にお風呂に入るという方法もありますが、マイナス点は体温が上がってしまうこと、保湿クリームが使えないことです。
体温が高いとレーザー光線で与えたダメージの熱が冷めにくくなってしまいます。そのため、お風呂に入る場合は身体が冷めてからおこないましょう。
また、その際は保湿クリームなどは塗らないようにします。
さきほども書きましたが、保湿クリームは光線の浸透を妨げてしまうことがあります。
クリームが肌に浸透しない状態で照射すると光線がうまく毛根まで届かなくなることもあります。
次亜塩素酸スプレーで肌を除菌するのもオススメです。
次亜塩素酸水は殺菌効果に優れています。細菌やウイルス、カビ、食中毒の原因となるような菌にも効果を発揮します。
1,200円程度です。
ちなみに少し面倒ですが、市販の濃度の高い次亜塩素酸水を薄めて使用することもできます。
痛みがある場合は氷で冷やす
レーザー脱毛は痛みが伴います。
クリニックでは麻酔を使うくらいです。
出力を上げると効果は高いですが、無理は禁物です。
ちなみに一番低い出力でもしっかり効果はあります。
痛みがあるけどレベルを上げたい場合、氷で冷やしてから照射しましょう。
痛覚が鈍り、かなり楽になると思います。
レベルは弱めから
最初使うときは低レベルからはじめましょう。
いきなり強い出力でやると色素沈着といってアザになってしまうことがあります。
ひどいアザだと2ヶ月ほどそのままだったり、ずっと消えないこともあるので最初は慎重にはじめましょう。
そして毛の剃り残しがあったり、日焼けが残っていたりするとヤケドのリスクもあるので、まずはとにかく弱めからいきましょう。
照射のペースは2週間に1回
本来ならクリニックでおこなうレーザー脱毛は2ヶ月に1回です。
ですが、トリア独自の実験で2週間に1回の方が効果が高いという結果があります。
そのため、2週間に1回が一番効果的です。
これよりも頻繁に照射すると肌が回復する前にダメージを与えることになり、肌トラブルにつながります。
ブロガーやyoutuberで肌荒れを起こしている人の大半が毎日のようにトリアを使っていました。
中には肌がただれてしまっている人もいたので本当に注意が必要です。
何度も照射しない
効果を高めるために同じ場所に何度も照射したい気持ちはわかります。
ですが、これはリスクでしかありません。
照射回数を増やしても効果は増えません。
「トリア」は、照射面が円形になっています。
照射漏れが起きないよう、このように打つことが推奨されています。
このように打つと結果的に複数回照射することになります。
そのため、これ以上は照射しないようにしましょう。
何度も照射すると肌荒れのリスクがぐっと上がります。
硬毛化に注意
脱毛光線がムダ毛にあたると、逆に体毛が濃く太くなってしまうことがあります。
これが硬毛化です。
うぶ毛(特に肩周り、上腕、首の上部)
硬毛化の発生割合は10%ほどと言われます。
うぶ毛には注意です。とくに肩周り、上腕、首の上部のうぶ毛を照射すると硬毛化が起こりやすいです。
硬毛化してもそのまま照射しつづければ、その体毛もなくなっていきます。
ですがうぶ毛がそこまで気にならない場合は、うぶ毛に照射しない方が脱毛も楽に進んでいきます。
ただ、うぶ毛をなくすと毛穴に汚れがたまりにくくなり、肌がキレイになっていきます。
どちらがいいかは、好みの問題ですが、後悔しないために硬毛化の知識は持っておいたほうがいいと思います。
肩周り、上腕と首の上部(アゴ裏に近い部分)にあるうぶ毛をレーザー脱毛、光脱毛で照射すると硬毛化が起こりやすいです。もし硬毛化したらそのまま打ち続けるとなくなります。
継続する
脱毛で一番大事なことは継続です。一番効果があるのは先ほど紹介した2週間に1回です。
「トリア」は照射パワー、ダイオードレーザーという点からも脱毛効果はほぼ確実に期待できます。
あとは「照射ペースを守れるか」にかかっています。
逆に1週間に1回打ってしまう人、毎日のように打ってしまう人もいます。
これは肌にダメージを与えるだけになってしまうので注意しましょう。
脱毛は何度も通わないといけません。そのワケは、1回の脱毛で10%~15%程度しか処理することができないから。しかし、毎日通うのはNG。成長期、退行期、休止期がポイントです。
とにかく地道に続けていきましょう。
日焼けはNG
レーザー脱毛は黒色のメラニン色素を狙って照射します。
そのため、肌が日焼けしてしまうと、レーザー光線が体毛ではなく肌に拡散してしまいます。
そうすると脱毛効果が低くなるだけでなく、肌にダメージも負ってしまうので注意が必要です。
脱毛中の日焼けがNGの理由は、肌が黒く焼けると、黒い毛に反応する光が間違って肌に反応しまうためです。対策は日焼け止めを塗ることです。日焼け止めの数値SPFとPA。この数値が高いと肌に負担がかかってしまいます。SPF,PAについて詳しくご紹介。
日焼け止めは基本的にSPF20~30あたりがオススメです。SPF50となると肌に負担がかかります。
夏場や、スポーツ、レジャーなどで外に出る特別なときにSPF50を使うとイイと思います。
SPF20
900円ほど。
美容液が入っていて肌への負担もかなり少ない商品です。ピンクに色づいているのでBBクリーム代わりになります。
洗顔後、化粧水なしでもこれ1本で大丈夫です。
SPF50+ PA+++
2,500円ほど。
夏用、アウトドア用としてオススメです。男性用ということでニオイも男性向けになっています。
スキンケアも兼ねている商品です。
脱毛後
また、脱毛後1週間程度、肌が乾燥しやすくなるので肌の回復のためにも保湿をしっかりおこないましょう。
脱毛したあとにお風呂に入る場合は湯船に入らないようにします。
とにかく重要なのは「触らない、温めない」。
運動も脱毛当日は避けましょう。
次の日以降は肌の調子が問題なさそうなら通常の生活に戻って大丈夫です。
オススメできない人
「トリア」は出力が強いものの、照射面がとにかく狭いです。
そのため、脱毛する部位によっては時間がかなりかかってしまいます。
ヒゲに関しては5分~10分程度で終わると思います。
ですが、足に関しては範囲がかなり広いので20~30分かかってしまうこともあります。
・痛みに弱い
・毛量が多い
・継続できない
何より痛みがあります。効果を高くするために出力を上げると痛みが倍増します……。
そして体毛が濃いと痛みもさらに強くなります。
ですので体毛が濃い方は覚悟が必要です。継続できないと効果が半減してしまうので、この点も注意が必要です。
ケノンは2週間に1回。
とても続けやすいです。
痛み
痛みは実際に使った感想です。
脱毛の痛みは輪ゴムをバチッとあてるよう、と表現されますが、トリアの痛みは普通の脱毛とは少し違うと感じました。
バチッという感覚はまったくなく、ずーんとレーザー光線が肌の奥に当たります。
これがかなり痛いです。
最大限の効果を出すにはレベル5がオススメです。とはいえ男性の太く濃い体毛には痛みが強いと思います。
とくにヒゲは密集していて濃く太いです。
いきなりレベル5でやると強烈な痛みになります。
ですが、痛いということは効いている証拠ともいえます。
氷で冷やす
氷で冷やせば痛みは軽減されます。
痛覚を氷でマヒさせることで痛みが和らぎます。
保冷剤などで長めに氷で冷やすとかなり楽になります。
光アレルギーの人は使えない
脱毛光線は太陽光線から紫外線だけを抜いた光を照射しています。
太陽光アレルギーがある場合、発疹やかゆみが出てしまうので注意してください。
どこで買うのがお得?
トリアは公式サイトで買うのが一番オトクです。
「トリア」への疑問
「トリア」に対する疑問もいろいろあり、少しメーカーの方に質問もしました。
ぜひ参考にしてください。
バッテリーのみ
トリアの良い点はカートリッジなどの消耗品が必要ない点です。内蔵バッテリーの寿命がトリアの寿命になります。
内蔵バッテリーの充電可能回数は500回ほどです。
2ヶ月に1回使用したとしても、5年以上は持つと思います。
男性の購入者は多い?
一昨年は男性の利用は3割程度だったそうですが、現在は4割ほどが男性となっているそうです。
男性からも支持を得ています。
満足度は高い?
「トリア」独自のアンケートでは98%が満足しているという結果が出ています。
公式サイトでは30日以内であれば返品ができ、2年間の商品保証があります。
また料金が55,815円から48,000円(税込)に価格が下がり、公式サイトが最安値となっています。
効果は?
youtubeでたくさん動画がアップされているので、ひとつご紹介します。
ぜひ気になる場合は試してみてください。
メンズ脱毛
プロに頼るのも1つの選択肢です。
クリニック・サロンには無料カウンセリングがあり、初回の施術料金はとてもお得です。
肌トラブルの改善にも役立つ、男性専門サロン「メンズクリア」
丁寧な施術、医療脱毛専門クリニック「メンズリゼ」
ぜひ素敵な脱毛ライフを。
以上、「家庭用メンズ脱毛器の決定版:トリア」に関してでした。
どうもありがとうございました。
エステサロンでの光脱毛をはじめたい男性に向けた記事です。脱毛のメリットやメカニズム、脱毛サロンでの疑問を紹介しています。