Zローション。キャンセルやクーリングオフは難しいけど未成年は可

以前、Zローションに関する記事を書きました。読んでくださる方が多かったので続報です。

「Zローションを買ってしまったけど、今からキャンセルできる？」
「実際にキャンセルできたのはどんな人？」
「キャンセルの方法は？」

買い物をして後悔してしまったこと…。僕もたくさんあります。

特にZローションの場合、合計で3万ほどとられてしまうので、本当に悔しいと思います。そうならないよう、購入には要注意です。なにか解決策がないか、とお困りの方のためにまとめていきます。

「もしZローションを勘違いして買ってしまったとしてもクーリングオフがあるんじゃないの？」

こうした疑問にお答えします。

※1分ほどで読み終わる記事です。クーリングオフができない理由が理解できると思います。そして、購入後にどうにかキャンセルする2つのほんのわずかな解決策をご紹介します。

通信販売はクーリングオフの対象外

読売新聞でZローションと同じ通販トラブルの事例が紹介されていました。新聞記事をかんたんにまとめます。

読売新聞（2019/12/04の記事です）

初回500円というキャンペーンにつられて購入。ですが、じつは「定期契約」と小さく書かれていて、勝手に6,000円の商品が2回目、3回目と送られてくる、というトラブルです。新聞でとりあえげられている事例では被害者が高校生で、「保護者の同意なしの購入」だったので契約を取り消すことができました。

2019年4月～9月だけでも、都内の消費者相談窓口に2,855件の相談がありました。2018年と比べると2倍となっていて、30代以下の若者の相談件数が全体の30％と増えているようです。特にこうした広告はSNSでみかけることが多く、若い世代が被害にあっているようです。

読売新聞（2019/12/04）

同じようなトラブルの相談件数が2855件（2019年4月～9月）都内の消費者相談窓口に寄せられています。前年のおよそ2倍にもなり、30歳以下の相談件数が30％を占めています。

こちらの記事で紹介してある通り、通信販売はクーリングオフの対象外となっています。

ですので、残念ながらトラブルが起きても自分で解決するしか方法がありません。

商品に何かトラブルがあったとしても、こうした業者はなかなか取り合ってくれず、泣き寝入りしかない状況になっています・・・。

小さく「定期購入」2回目から高額請求

トラブルのもとになっているのが、「お試し」としながらも、実は定期購入が必要というパターンです。

下記のように、小さい文字で定期契約の情報がのっています。汚い方法ですが、書いてある以上、見えなかったという論理は通じなくなってしまいます・・・。

読売新聞（2019/12/04）

気軽にクリックしないように注意

「Zローション」の広告は、頻繁にLINEやYoutube、スマホゲームに流れています。一度でも「脱毛」と検索すると自動的にどんどん広告が入ってきます。

「お試し980円」と出てきたらクリックしてしまう気持ちになってしまうかもしれません。ですが、Zローションは「定期で6回購入が必要」と書いてありますので、その点だけはご注意ください。

1回980円のつもりが、32,000円ほどになってしまいます。 

20歳未満であれば即解約OK

19歳までは親の同意なしに結ばれた契約を取り消すことが可能です。ご両親に話したくない場合もあると思いますが、未成年の方は守られているのでご安心ください！！

ただ2022年からは18歳未満となってしまいますので、さらにご注意ください。

成人の場合

となると成人の人は救いがなくなってしまうので、ひとつの解決策です。ただこれはうまくいく場合とそうでない場合があります。

まず、消費者相談センターに問い合わせをしても「（小さい文字で見つけづらくても）6回定期」と書いてあるため助けてくれません。

現状の解決策はこの2つくらいになってしまいます。

ヒゲ脱毛は同じくらいの値段で試せます

ヒゲ脱毛は、多くののクリニック、サロンでキャンペーンをやっている場合が多いです。そのため、Zローションと同じくらいの値段で始められたりします。施術時間も長くないので、そこまで苦じゃないんじゃないかと思います。

以上「Zローション」に関しての続報でした。
どうもありがとうございました！！