光脱毛では副作用がある?
硬毛化、毛嚢炎って何?
対処法は?
脱毛を調べていると、トラブル画像に遭遇することがあると思います。
そんな画像をみてしまうと始めようと思っていた気持ちが折れてしまうと思います。
その気持ちとってもよくわかります。
光脱毛、レーザー脱毛は肌にダメージを与える光線をつかうので、一歩間違えばヤケドになってしまいます。
僕は資格を取得し自分でもサロンを運営しています。サロンの運営をしながらも数多くのサロンに足を運び研究しています。
今回は光脱毛でよく取り上げられる副作用に関してです。
※3分ほどで読み終わる記事です。この記事を読むと、脱毛で起こる副作用と解決法がわかります。
光脱毛の副作用
脱毛では、まれに副作用が起こります。一時的なものから、少し長引いてしまうものまで。
レーザー脱毛は出力が強いため、肌にダメージが残ってしまいがちです。それに対し光脱毛はマイルドな光線のため、副作用が起きにくくなっています。
とはいえ副作用を知っておくことは重要です。
硬毛化
照射する光の刺激で体毛が活性化してしまうこと
つまり、脱毛する前よりもムダ毛が太く、長くなってしまう症状のことです。
詳しい原因は、残念ながらはっきりわかっていません。
一番有力とされるのは「毛根にいい刺激となってしまい、ムダ毛が活性化してしまう」という説です。
【硬毛化が起きる確率】
1%~10%
少し幅がありますが、確率は非常に低いといえます。実はこの数字は世界での数字で、日本のメンズ脱毛に関しては1%以下との報告があります。
ですので、過度に心配することはないと思います。
とはいえ、予防法があります。
日焼けに注意する
硬毛化に関しては、白人よりも有色人種の方の確率が高いことがわかっています。ということで、日焼けをしていない人よりも日焼けをしている人の方が、硬毛化する確率が高いです。
これは日焼け止めを塗ることで避けることができます。
脱毛を決めた時から、日焼け対策は始めましょう。
特に日焼けは、硬毛化に限らず、脱毛ではリスクになってしまいます。
脱毛中の日焼けがNGの理由は、肌が黒く焼けると、黒い毛に反応する光が間違って肌に反応しまうためです。対策は日焼け止めを塗ることです。日焼け止めの数値SPFとPA。この数値が高いと肌に負担がかかってしまいます。SPF,PAについて詳しくご紹介。
それと同時に、体調管理にも気を付けましょう。体調が悪い時に脱毛をすると、免疫力が下がっているため、ダメージをいつもより受けてしまいます。

実際にサロンでも二日酔いの状態で脱毛を受けていた方が「いつもよりかなり痛い」と言っていたことがあります。
ですので、体調管理に気をつけ免疫力を下げないようにしましょう。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛穴の奥にある毛包という部分に細菌が入り込むことで起きる炎症
痛みやかゆみはなく、小さいにきびのようなものが数個から数十個できる症状です。
脱毛すると照射した部位は光線のダメージで免疫力が弱まります。すると細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
予防法
脱毛前に、次亜塩素酸水で細菌を除去する。
ほとんどの脱毛サロンは脱毛前に消毒をしてくれると思います。たったこれだけで、毛嚢炎のリスクはかなり回避されます。
・保湿
・肌を清潔に
・カミソリ負けに注意
・ストレスを溜めない
特に男性の場合、カミソリ負けは日常茶飯事に起こります。カミソリ負けは避けるのが難しいので、ヒゲ剃り後のケアをしっかり行いましょう。
特に保湿をするとイイです。
多くの脱毛サロンではムダ毛を剃ってから来店することが条件になっていると思います。当日剃ると肌が傷ついてしまうので、前日までに剃っておいた方が毛嚢炎のリスクは減少します。
また、T字カミソリではなく、電気シェーバーの方がリスクはグッと下がります。
もし毛嚢炎ができてしまったら
肌を清潔に保つ!!
これが一番の方法です。触ってしまう危険がある場合はキズパワーパッドなどのハイドロコロイド素材のバンドエイドでケアしましょう。これを貼れば触ることがないと思います。
特に、寝るときに注意が必要です。毛嚢炎ができたらーツや枕カバーは毎日交換。
また、痛みがある場合は市販薬の痛み止めクリームを使いましょう。1週間以上続くようであれば、脱毛サロンに相談し、皮膚科に行くことをおススメします。
赤み
照射により炎症が起きている状態で、ヤケドの一歩手前のような状態です。これは、日焼けしている状態と非常に似ています。
ほとんどの場合、長くても3日で落ち着きます。
もし1週間以上続く場合はこちらも皮膚科に行くことをおススメします。
予防法
①クールダウン
鎮静させることが何よりも大事です。脱毛後はサロンでもクールダウンを行いますが、気になる場合、自宅でも保冷剤をタオルで巻いてトラブルのある部位を冷やすと、赤みが落ち着きやすいです。
②保湿
肌のダメージを緩和する役割がありますので、保湿にも気を付けましょう。
③日焼け止めを塗る
赤みのある肌に紫外線が当たると、色素沈着、つまりシミになってしまいます。
脱毛中は最大限日焼けに注意してください。ちなみに、光脱毛において赤みのリスクは、レーザー脱毛と比べ、かなり低いことがわかっています。
男性と光脱毛
光脱毛では、副作用のリスクはかなり軽減されています。ですが、脱毛に不安はつきものです。
男性を専門に行っているサロンもあります。とくに男性の場合は、女性とは症状が違うことも多いので、男性専門のサロンがオススメです。
わからないことは、サロンのスタッフにしっかり相談してください。それだけで、疑問が解決されると思います。

以上「脱毛の副作用」についてでした。
どうもありがとうございました!!
エステサロンでの光脱毛をはじめたい男性に向けた記事です。脱毛のメリットやメカニズム、脱毛サロンでの疑問を紹介しています。