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シミ、シワの原因となる「光老化」とは?
日焼け止めはなぜ必要?
SPF、PAとは?

男性のスキンケアで軽視されがちな日焼け対策。

日焼け対策を一年中行うと、20年後の肌に大きな違いが生まれます。

記事を書いているのは・・・

資格を取得後、脱毛サロンを運営。日々変わる情報をアップデートしながら研究しています

kazu

今回は「男性の光老化と日焼け対策」に関してです。

※3分ほどで読み終わります。

光老化とは?

紫外線が肌にダメージを与えることで起こる老化を「光老化」といいます。

光老化

紫外線を浴びた時間と強さに比例する老化のこと
顔や手のように直接紫外線を浴びることで起こる

顔や手の老化の80%ほどの原因は紫外線によるといわれる

紫外線のよるダメージはすぐに現れません。

長年蓄積されて起きてくるため今は大丈夫と思っても後々ダメージが跳ね返ってきます。

このダメージが、深いシワやシミ、乾燥を招いてしまいます。

例えば日光を浴びることが少ない太ももと、日光を浴びやすい手を見比べてみてください。

光老化による違いがわかると思います。

オゾン層

紫外線をブロックする役割のあるオゾン層。

オゾン量が年々減少し、地表に届く紫外線が増加しています。

最近、オゾン層の復活の兆しがニュースで報じられるようになりましたが、紫外線の厳しさはしばらく続きそうです。

紫外線A波、紫外線B波

紫外線は、波長の長さによってUV-A(紫外線A波)、UV-B(紫外線B波)、UV-C(紫外線C波)の3つに分けられます。

肌に悪影響をもたらすのは、UV-AとUV-Bの2つです。

ちなみにUV-C波はオゾン層に吸収されるため地表には届きません。

紫外線A波(UV-A)

地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占める
波長が長く、雲や窓ガラスを透過するため、人間にまで到達する
肌の深部に到達し、ダメージは蓄積される

紫外線A波を浴びると、肌はゆっくりと黒くなり、シワやたるみを引き起こす

紫外線B波(UV-B)

波長が短い
屋外での日焼けの主な原因で、夏の強い日差しなど直接日光を浴びることですぐに日焼けする

たくさん浴びると赤く炎症を起こし、肌のメラニン(黒い色素)が増え、黒くなる
シミ・そばかすや色素沈着の原因になる

「PA」「SPF」とは?

日焼け止めの容器でよく見るのが「SPF」と「PA」です。

この「SPF」と「PA」の解説をしていきます。

PAは紫外線A波を、SPFは紫外線B波を予防します。

「PA」

紫外線A波を防ぎ、効果を「+」によって表す

PA++++  極めて高い効果がある
PA+++    非常に効果がある
PA++   かなり効果がある
PA+      効果がある

PAに関しては、基本は「PA+++」を選びましょう。

「SPF」

紫外線B波を防止できる時間を表す

SPF1で防げる時間は「20~25分」

たとえば、SPF20の場合だと7時間ほどです。

屋外に軽く出るくらいなら、SPF20で十分です。

というのも、SPF数値が高いと肌への負担も大きくなってしまいます。

とくに冬は紫外線量も少なくなりますので、数値の高過ぎる日焼け止めはやめましょう。

SPF防御率

SPFにはもうひとつ、SPF防御率という指標があります。

SPF値と紫外線防御率について

子どものための紫外線対策協会

SPF防御率

SPF○
日焼け止めを塗らないときに比べ、皮膚が浴びる紫外線量が○分の1になる

SPF5では皮膚にあたる紫外線を5分の1(20%)まで低くすることができ、紫外線を80%防御することができます。

SPF10は90%、SPF20は95%紫外線を防御することができます。

日常生活においては、SPF防御率で考えるとSPFは「15」で十分です。

どのSPFを選ぶ?

以上のことから長時間、外にいない場合は「SPF20、PA++」が基本的な数値になります。

とはいえ、ケースにより選ぶSPF、PAも変わります。ぜひ下記を参考にしてください。

「SPF」「PA」を選ぶ目安

・屋外で1~2時間過ごす場合
PA ++~+++/SPF 20~30

・ちょっとしたお出かけ
PA ++/SPF 20

・1日中、晴天の屋外にいる場合
PA +++ ~++++/SPF 50

とくに5月~8月は紫外線量が増えるので、上記の数値からPAは1~2プラス、SPFは10~20プラスするといいと思います。

夏の紫外線量、UV-A、UV-B

資生堂

SPF30以上の「日焼け止め」は紫外線吸収剤が多く使われている場合もあり、肌の負担になるので注意が必要です。

目からも日焼けします

目の細胞が紫外線によって傷付けられると、脳は紫外線から身体を守るためにメラニン色素をつくる指令を出してしまします。

この命令は肌のメラニン色素に関係しているため、結果的に肌が日焼けしてしまいます。

そのため、目から紫外線が入らないよう紫外線カット効果のあるサングラスをかけるのがオススメです。

日焼け止めの使い方

洗顔し、化粧水を塗ったあとに日焼け止めを乳液代わりに使いましょう。

最近の日焼け止めは美容液やBBクリームの役割をしているものもあります。

男性の場合、スキンケアの最後に日焼け止めを塗ると仕上げとして使えるのでオススメです。

オススメ日焼け止め

日焼け止めは基本的にSPF20~30あたりがオススメです。SPF50となると肌に負担がかかります。夏場や、スポーツ、レジャーなどで外に出る特別なときにSPF50を使うとイイと思います。

塗り心地がよく白くなりにくい日焼け止めがオススメです。とくに男性は化粧をすることが少ないと思うので白くならない商品を使うと自然な仕上がりになります。

SPF20

900円ほど。

美容液が入っていて肌への負担もかなり少ない商品です。ピンクに色づいているのでBBクリーム代わりになります。

洗顔後、化粧水なしでもこれ1本で大丈夫です。

SPF35 PA+++

550円ほど。

白くなりにくく、潤い成分も入っていて乳液のような使い心地です。

SPF50+ PA+++

2,500円ほど。

夏用、アウトドア用としてオススメです。男性用ということでニオイも男性向けになっています。

スキンケアも兼ねている商品です。

SPF50+ PA++++

大容量で800円ほど。

伸びがよく白くなりにくいタイプです。

メンズ脱毛

男性のムダ毛は濃く、しぶといため男性専門のクリニックやサロンがオススメです。

「光脱毛は効果ない」というのはひと昔前の話。光脱毛も機械が進化し、脱毛効果を実感できることが多いです。

クリニック・サロンには無料カウンセリングがあり、初回の施術料金はとてもお得です。

肌トラブルの改善にも役立つ、男性専門サロン「メンズクリア」

丁寧な施術、医療脱毛専門クリニック「メンズリゼ」

どこにも通わず自宅でやりたい男性向けの「トリア(48,000円ほど)」もオススメです。

kazu

以上、「光老化と紫外線対策」に関してでした。
どうもありがとうございました。