脱毛後はすぐに体毛が抜け落ちる?
自浄作用ってなに?
自分でぬいてしまって大丈夫?
はじめて光脱毛やレーザー脱毛をしたとき、次の日にどれだけ抜けるかなー、とワクワクしてしまうと思います。
ですが、次の日になっても抜けない…。あれっ?効果なかった?
こう心配してしまう気持ち…、よくわかります。
僕は資格を取得し自分でもサロンを運営しています。サロンの運営をしながらも数多くのサロンに足を運び研究しています。
今回は「光脱毛後の体毛はどうやって抜けるのか」がテーマです。
※3分ほどで読み終わる記事です。この記事を読むと、体毛が抜けるメカニズムがわかり不安が解消されると思います。
照射後すぐ抜けない
答:脱毛効果があった体毛でもすぐには抜けない
光脱毛では光線を照射すると体毛の中にあるメラニン色素に光エネルギーが吸収されます。この光エネルギーが熱エネルギーに変化し、タンパク質である毛母細胞を固めます。
すると、体毛が少し膨張します。膨張する様子はこちらからどうぞ。
体毛が燃える瞬間をスーパースローカメラでとらえています。脱毛は毛根を焼くのではなく、毛根の周りの毛包のタンパク質を変性することで、脱毛を行います。そのメカニズムも解説します。
体毛が膨張してしまっているので、毛穴に毛根がひっかかり、すぐに体毛が抜けることができません。
そのため、脱毛効果があった体毛もそのまましばらく毛穴の中に残ります。
自浄 作用
人間の身体には
脱毛効果のあった体毛は、もはや身体にとって役に立ちません。いわゆる毛周期の退行期のような状態です。
脱毛は何度も通わないといけません。そのワケは、1回の脱毛で10%~15%程度しか処理することができないから。しかし、毎日通うのはNG。成長期、退行期、休止期がポイントです。
すると身体は脱毛効果のあった体毛を身体の外に出そうとします。
とはいえ、いきなり毛穴が広がって毛根を吐き出すということはありません。ゆっくり時間をかけて毛根から体毛を排出します。
その期間はだいたい2週間~3週間ほどです。
ヒゲ剃りやタオルで自然に抜け落ちる
ヒゲ脱毛をした場合、ヒゲ剃りをしていれば勝手に体毛が引っかかって抜けていきます。
そして洗顔後や入浴後、タオルで顔や身体をふいたときに自然とタオルの繊維に引っかかって抜けていきます。
ふつうは放置していて何も問題ありません。
自分でとってしまってもOK
体毛が気になる場合は、自分で抜いてしまっても問題ありません。
脱毛を数回行うと、効果があった体毛の見分けがつくようになってきます。いつもより濃く太い体毛があれば、効果があった体毛です。
脱毛後1週間~2週間くらいになったとき、その体毛を軽い力で引っ張ってみてください。もし、スルッと抜けるようであれば、その体毛は抜いてしまっても問題ありません。
詳しくは2枚目の動画を見てみてください。
ごく軽い力で抜けない体毛は無理して引っ張らない
もし脱毛効果のない体毛を無理やりひっぱってしまうと、肌荒れにつながってしまいます。そして、体毛を抜いてしまうと脱毛光線を照射できなくなってしまうので注意してください。
男性と光脱毛
男性のムダ毛は濃く、しぶといので男性専門のクリニックやサロンがオススメです。肌トラブルの改善にも役立つことが多いです。

以上「光脱毛後の体毛の抜け方について」でした。
どうもありがとうございました!!
エステサロンでの光脱毛をはじめたい男性に向けた記事です。脱毛のメリットやメカニズム、脱毛サロンでの疑問を紹介しています。