jazz

「レッスン!」のあらすじは?
評価サイトはどんな感じ?
印象に残ったシーンは?

誰かに裏切られ信用できなくなってしまうこともあると思います。それでも、自分一人ではどうにもならなくて誰かの助けが必要なときがあります。

映画「レッスン!」では思い切って誰かを信用するのも悪くない、と感じることができると思います。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。社割で映画が1,000円で観られたときは毎週劇場へ行っていました。最近はネットで映画をたっぷり。

Amazon Prime 30日間無料トライアル

kazu

この記事は「レッスン!」のあらすじと感想、評価サイトの紹介です。

※3分ほどで読み終わる記事です。

「レッスン!」のあらすじ

ニューヨークのスラム街。社交ダンスを高校生たちに指導することになったピエール。しかもボランティアで、担当するのは落ちこぼれの生徒たち。

ヒップホップで育った高校生たちは社交ダンスをバカにする。だが、ピエールはあきらめない。社交ダンスを踊ることで、人生が豊かになると信じているピエール。

ピエールは本音で話し、ウソをつかない。強い信念を持つピエールに、だんだんと心をやわらげていく高校生たち。

社交ダンスとヒップホップが融合した青春映画です。

この映画は実際の出来事を元にしています。ちなみに実際のピエールは小学生に教えていました。

社交ダンスを踊る意味

「レッスン!」は2006年に公開された映画ですが、社会におけるダンスの役割をかなり深く掘り下げています。

ダンスの授業に疑問を持つPTA。ピエールは保護者たちにダンスの意義を説明しなければなりません。

ピエールは、社交ダンスは踊りの技術を教えるだけでなく社会のルールも身につけることができる、と考えています。

社交ダンスでは男性が女性をリードします。しかし、男性は女性のサポートに徹することが多く、踊りの華となるのは女性です。社交ダンスを通し女性を大切にあつかうことを覚えることができ、力の強い男性が女性を抑えつけることのない方法を身につけることができると説明します。

そして、女性はどんな男性を信頼するかを学ぶことができると説明します。ダンスを踊っていると自分にとって心地いいか、不快かわかります。流されることなく、女性としてしっかり判断できるようになると語ります。

スラム街などの貧困地区では、ドラッグ、家庭内暴力、強盗、若年層の妊娠問題などがあります。ピエールは社交ダンスでこうした問題を解決できるんじゃないか、と考えています。

また、社交ダンスではどうしても男性がリードしているかのように見えがちですが、この映画では女性が男性のリードにまかせるか決める自由がある、と説明しています。社交ダンスにおける男女平等の考えがとても新しく、見ていてなるほど、と思いました。

キャスト

監督:リズ・フリードランダー

ワン・トゥリー・ヒル(2008年 – 2009年)
新ビバリーヒルズ青春白書(2009年 – 2011年)
ヴァンパイア・ダイアリーズ(2010年)
プリティ・リトル・ライアーズ(2010年)
ザ・フォロイング(2013年)
レボリューション(2014年)
ザ・ボーイズ (2020年)

振付:ジョアン・ジャンセン

数々の作品で振付を行っています。2004年公開の「ダンシング・ハバナ」の振付も素敵でした。

主演:アントニオ・バンデラス

1998年:マスク・オブ・ゾロ
2001年:スパイキッズ
2019年:ペイン・アンド・グローリー(アカデミー主演男優賞ノミネート)

ロブ・ブラウン
ヤヤ・ダコスタ
アルフレ・ウッダード
ダンテ・バスコ
マーカス・T・ボールク
ジェナ・ディーワン
ローラ・ベナンティ
カティア・バーシラス

「ステップ・アップ」で主役を演じスターになったジェナ・ディーワン、「フック」で迷子のリーダーを演じていたダンテ・バスコ、「シカゴ・メッド」で看護師役を演じているヤヤ・ダコスタが出演しています。

スレた生徒を演じる若手俳優のセリフがとてもウィットに富んでいてリアルに感じました。脚本ではコメディの部分と社会問題をあつかうシリアスな部分のバランスがとてもよく、あっという間に時間が過ぎていきました。

また、落ちこぼれ生徒たちに対する先生たちの本音もガンガン出てきて、それをセリフでズバズバ言っています。聞いていて心地いいものではないですが、現実の問題を提示してくれていました。

アントニオ・バンデラス

主役のアントニオ・バンデラスはラテン系代表の俳優です。バンデラスが踊っているシーンはそこまで多くないですが、色気が漂っています。踊りがうまい、下手というレベルじゃなく、かもしだす雰囲気から表現力の高さを感じることができます。

工夫されたダンスシーン

社交ダンスはシルエットがとても大事で、気を抜くとダラっと見えてしまいます。「レッスン!」ではヒップホップを取り入れることで、うまく調整をとっています。

じっくり見ると俳優の踊りが「うん?」と思うこともありますが、俳優がうまく見えるよう振付に工夫があり、撮影のアングルもかなりこだわりを感じます。

きっちりと社交ダンスを見せるシーンではプロを使い、俳優が踊るシーンでは演技や感情を優先したつくりになっていて、とても素晴らしいと思いました。

バンデラスと踊るカティア・バーシラスは実際にプロの社交ダンサーとして活動しています。

評価は高い?低い?

yahoo!映画「レッスン!」の評価

Yahoo!映画より

yahoo映画で評価は平均以上なので悪くないんじゃないか、と思います。

原題「take the lead」

人を信用しても裏切られることもあります。それでもまた誰かに期待してしまいます。ピエールは裏切られることが多い、スラム街の生徒たちに善意で手を差し伸べます。

最初は信用していなかった生徒たちもピエールの指導で人を信用することを覚えていくようになります。

原題の「take the lead」は「先導する、仕切る、リードする」という意味があります。

この映画ではピエールが生徒たちの手本になるという意味がこめられていると思います。そして、冒頭にも書きましたが、リードについていくかどうかは生徒たちが決める自由があります。

問題を抱えた生徒たちが丁寧に描かれている映画です。

DVDは本編以外にもたくさん特典映像が入っているのでおすすめです。

Amazon Prime 30日間無料トライアル

kazu

今回は「レッスン!」のご紹介でした。 ぜひぜひチェックしてみてください。
ありがとうございました。