この記事は別のブログで公開していた記事です。2020年9月10日にリライトして再度公開しています。

CMやテレビ番組を観ていると身体が反応してしまうことがあります。何気なく使われている曲が自分の好きな曲だったりすると、なんとなくにウキウキしてしまいます。

kazu

最近、アップルのiPhoneのCMが流れるたびに、身体が反応しています。

そのCMがこちら。

この曲は、ミュージカル「スイート・チャリティ」の「The Rich Man’s Frug」です。

演出家、振付師であるボブ・フォッシーの作品です。ボブ・フォッシーは、ミュージカル「シカゴ」をつくったことで知られています。

jazz

「スイート・チャリティ」ってどんな映画?
映画サイトでの評価は?
印象に残ったシーンは?

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。30分のショーから2時間の舞台まで出演回数は5,000回は軽く超えているんじゃないかと思います。レッスンを受けるのが大好きで、ひたすら踊りまくっていました。今もレッスンは継続中でフリーのダンサーとして活動中です。

kazu

今回は、ボブ・フォッシーの「スイート・チャリティ」を掘り下げてみます。

※3分ほどで読み終わる記事です。この記事を読むと「スイート・チャリティ」と関連作品がわかっちゃいます。

スーパーおしゃれな映画

ミュージカル「スイート・チャリティ」は1969年の作品で、シャーリー・マクレーンが主演しています。

もともと1957年、フェデリコ・フェリーニ監督の名作に「カビリアの夜」という作品があります。この作品をもとに1966年、ボブ・フォッシーが「スイート・チャリティ」ブロードウェイで発表します。この時、内容がミュージカルに変更されました。

そして、1969年に再度、映画化されました。「映画→舞台→映画」とおもしろい遍歴をたどっています。きっと、それだけ魅力のある作品ということです。

あらすじ

ダンスホールで働くチャリティ・ホープ・ヴァレンタイン。お人好しで前向きなチャリティが真実の愛を求めてたくましく生きる、ミュージカル・コメディ。

さきほどのCMで使用されていた「The Rich Man’s Frug」の映像がこちら。

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とっても個性的!!
信じられないほど、おしゃれ!!


BOB FOSSE choreography – ” The Rich Man’s Frug “

踊りも、衣装も、セットも洗練されています。

「The Rich Man’s Frug」

「Frug」はフルーグと発音します。この曲で踊られているのが「Frug」という動きです。腕、胸、腰の動きにとても特徴があります。

チャリティは、金持ちが集まるダンスホールにいます。「The Rich Man’s Frug」は、ダンスホールに集まるリッチマンたちが踊る「Frug」、という意味だと思います。

この曲の耳心地がすごくよく、何十回もリピートしちゃいます。

スイート・チャリティは内容というよりダンスナンバーがとても強烈で好きです。ダンスナンバーだけでも見る価値がある作品です。僕は舞台版よりも映画版のほうが好きです。

ワンポイント英会話:「matter」は「大事である」

さきほどのCMは「プライベートなこと」というテーマについてのi-phoneのCMです。コミカルな内容でインパクトがあります。

「If privacy matters in your life, it should matter to the phone your life is on privacy.

That’s iPhone.」

最後のキャッチコピーです。

「matter」という単語は「Black lives matter」 と同じ使われ方をしています。

自動詞で「重要である」という意味です。

意訳「あなたの人生でプライバシーが大事なら、スマホのプライバシーの設定をONにすることを忘れずに。i-phoneならバッチリ。」

スイート・チャリティの評価

スイート・チャリティの評価

Yahoo!映画より

評価が高いですが、評価する人数が少なくコアなファンがいることがわかります。

ボブ・フォッシーの与えた影響

ボブ・フォッシーは「フォッシー」という名で親しまれています。

フォッシーの踊りのスタイルは「フォッシーダンス」と呼ばれ、今でも大切に受け継がれています。

フォッシースタイルは踊りこなせるとスーパーかっこいいですが、そうじゃないと恐ろしくダサくなる魔のダンスです。

フォッシーダンスは振付師・クリエイターに影響を与えています。それだけでなく、フォッシーダンスの影響を受けた作品をみている人もきっと多いんじゃないか、と思います。そのため間接的に影響を受けている人が実はたくさんいると思います。

フォッシーの影響は今も残り、時々フォッシーのような作品が登場します。踊り自体はフォッシースタイルがアレンジされていたり、そのまま登場することは少なくなりました。

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フォッシーの作品が使われていたりすると、僕は「クリエイターの人たちセンスある!!」と喜んでしまいます。

スパイス・ガールズのエマ「Maybe」

そして「The Rich Man’s Frug」にオマージュを捧げているのがエマ・バントンの「Maybe」。スパイス・ガールズの解散後に発表された曲のうちのひとつです。

めがね

センスが高い!

チアリーディング映画の「チアーズ!」

僕が「The Rich Man’s Frug」の映像を初めてみたのは、「スイート・チャリティ」からではありません。

チアリーディングの映画「チアーズ!」からでした。「チアーズ!」の後半で、「The Rich Man’s Frug」の映像が一瞬流れます。

キルスティン・ダンスト演じる主人公のチームが、自分たちで振付を創り出すシーンで登場します。振付のインスピレーションのひとつとして、この「The Rich Man’s Frug」の映像が数秒流れます。

数秒しか流れていなかったのに、この映像が記憶に深く残っていました。

「スイート・チャリティ」を観てシナプス活性化

ジャズダンスを本格的に始め、映像をいろいろ観るようになり、「スイート・チャリティ」に出会いました。

「なんかこの映像観たことある…。」

「ん???」

「なんだっけ???」

「…」

「あーーーーーーーー!!!」

頭の中で、記憶が一気につながりました。

「チアーズ!」で見たあの踊りだ!!!

「スイート・チャリティ」「チアーズ!」どちらもおススメ!!

どちらも本当にいい映画です。

kazu

今回は「スイート・チャリティ」のご紹介でした。 ぜひぜひチェックしてみてください。
ありがとうございました。