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インナーマッスルって何?
体幹と何が違う?
インナーマッスルを鍛えるメリットは?

アウターマッスル、インナーマッスル、体幹トレーニング、この3つの言葉をしっかり覚えておくと筋トレがはかどります。

特にダンサーにとってインナーマッスルは欠かせません。

その意味について深く考えます。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。30分のショーから2時間の舞台まで出演回数は5,000回は軽く超えているんじゃないかと思います。ダンス、ヨガ、ピラティス、ジムにも20年ほど通っています。

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kazu

今回は「インナーマッスル、体幹、アウターマッスルの違いや鍛えるメリット」に関してです。

※3分ほどで読み終わる記事です。この記事はダンス上達を目指している方向けの記事です。

インナーマッスルとは?体幹との違いは?鍛えるメリットと嘘

アウターマッスルとインナーマッスル

人間の筋肉はアウターマッスルとインナーマッスルの2種類に分けることができます。

アウターマッスル

表層にある大きい筋肉
骨を動かすことができる

インナーマッスル

深層にある小さい筋肉
骨を動かす力が弱い
関節を微調整し、脊椎を安定させる

アウターマッスルを鍛えると、身体の見た目に変化が起こります。ムキムキの筋肉をつけるためにはアウターマッスルを鍛える必要があります。

それに対し、インナーマッスルをゴリゴリ鍛えるのは基本的に難しいです。かなり鍛えたとしても見た目の変化はほぼありません。

体幹とインナーマッスル

「体幹」という言葉を辞書で引いてみます。

辞書の意味

体の主要部分。胴体のこと。また、その部分にある筋肉。コア。

体幹とは身体の中心にある筋肉のことで、手足を除いた筋肉を指します。そのため、インナーマッスルだけでなくアウターマッスルも含みます。

一方のインナーマッスルは、手足にも存在します。

体幹トレーニングの「体幹」は定義が変わる

体幹トレーニングに使われる「体幹」という言葉は、さきほどの「体幹」の定義と少し変わります。

体幹トレーニングの「体幹」

無理なく(リラックスした状態で)体全体にかける圧力

詳しくはこちらにも紹介していますが、体全体に意識を向けることが体幹トレーニングの「体幹」という意味です。

現在の「体幹」という言葉は、体幹トレーニングで使用している「体幹」の意味を指すことが多いです。

インナーマッスルはどうして重要?

例えば、現代人の大きな問題に「猫背」があります。

パソコンに向かう時間が増えることで猫背の人が増えています。

めがね

猫背は具体的に何が問題なのでしょうか?

猫背の人は、頭が正常な位置よりも前にスライドしていると考えられます。

頭が1cm前にズレると2kg重くなる

「Center for Healing and Regenerative Medicine」より

このように頭が前にスライドすると、首への負担が強くなります。

1cm頭が前にズレる=だいたい1.8kg重くなる

しかもズレによる重さに加えて、自分のそもそもの頭の重さがプラスされていきます。

首のインナーマッスル

首を固定するインナーマッスルは下記のようについています。

インナーマッスルである後頭下筋群

インナーマッスルはしっかりストレッチして、意識的にアゴを引き頭を後ろに引くと首の安定性が高まります。

筋紡錘きんぼうすい

筋紡錘きんぼうすい

筋肉の中にある。筋肉の伸び縮みを繊細にコントロールするセンサー

この筋紡錘きんぼうすいは筋肉の部位によって数が変わります。そして、センサーの数が多い部位ほど繊細な動きをしています。

筋紡錘きんぼうすいの数

僧帽筋そうぼうきん(肩:アウターマッスル)・・・2個/1g
大殿筋だいでんきん(ヒップ:アウターマッスル)・・・7個/1g
親指(インナーマッスル)・・・16個/1g
下頭斜筋かとうしゃきん(首:インナーマッスル)・・・242個/1g

このようにインナーマッスルには筋紡錘が密集しています。筋紡錘が密集しているインナーマッスルはとても繊細に働きます。インナーマッスルに負担をかけると、身体が敏感に反応していきます。

肩こり

さきほどのように首のインナーマッスルに負担がかかると不都合が生まれます。

それが「肩こり」です。

首が前に出ているとインナーマッスルがつっぱり、筋肉が硬くなっていきます。すると肩が硬くなり、首がさらに前に出ます。こうして負のスパイラルが続いていきます…。

首を正しい位置に戻すと肩こりが治るということもあります。身体を正しい位置に戻すと血流が改善され、コリなどがスーッとなくなることに起因します。

長く首が前に出ている場合はコリがなかなかなくならないですが、根本的に解決するために首の位置を戻すことも大事です。

インナーマッスルを鍛えると身体にズレを起こしている部分を正常な位置に戻してくれる働きがあります。すると筋紡錘がしっかりと働き、身体の不調が少なくなります

ダンスが硬くなる?

身体のズレはダンサーにとってかなりマイナスに働きます。首のインナーマッスルが硬くなると肩が硬くなり、結果的に腕が上がりにくくなります。

腕の可動域が狭くなると、腕で表現できる動きが制限されてしまいます。

同様に、股関節などなどインナーマッスルが正しい位置にあればスムーズに身体を動かすことができます。

ダンスにおいては可動域の広さは重要です。だからこそインナーマッスルをしっかりストレッチし、鍛えることで身体を正しい位置に戻すことができます。ダンスの動きがスムーズかつダイナミックになります。

インナーマッスルの嘘

インナーマッスルを鍛えることで得られるメリットはたくさんあります。ですが、誤解されがちな点があります。

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インナーマッスルを鍛えるだけで痩せやすくなる。
インナーマッスルを鍛えるとケガの防止になる。

この2点はほぼ嘘であることがわかっています。

まず、痩せるためには食事管理と運動が必要です。

ケガの防止に関しては筋肉の柔らかさの方が重要です。インナーマッスルを鍛えることで筋肉のコリがなくなり柔らかくなる可能性は高いです。とはいえ、ストレッチをするほうがケガの防止になります。

ただし、インナーマッスルを鍛えることで得られる効果はたくさんあるので、日々のトレーニングに追加することをオススメします。

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今回は「インナーマッスル、体幹、アウターマッスルの違い」のご紹介でした。 ぜひぜひチェックしてみてください。
ありがとうございました。

ダンス上達のためのトレーニング情報をぜひご覧ください。